ちょっと・・・つけたし
by ne_co201
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秋の博多便り 3

今日は娘とBUNKAMURAの「ロートレックコネクション」
思ったより良い展覧会で
娘が連れていってくれたレストランもカフェもとてもよかったのですが
先にやっぱり博多便り

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回りはぐるっと見渡せるホテルからの夜景

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朝はこれ、右がヤフードーム

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やっぱり鳥取の日本海のうら淋しさとは別の海
島もあるし船もいっぱいだから
都会の海という感じだが


この浜は全く変わっていて、昔は子供と潮干狩り
バカ貝ばかりざくざく取れて、それでも楽しくて
波遊びしていて、ポケットの中のお財布を落としたところ
生活費、当時のお金で・・う~~~~今でも思い出したくない!
ヘンなことだけ思い出すのはどうしたわけだ??

このどこかにあのお財布が埋もれているのか?
工事中に誰かに拾われたか
それともどこかに流れて誰かの役に立ったのか
少なくても魚の餌になっていないことだけは確か・・?!

なくし物をするのは連れ合いだけでは無かったということ
似たもの夫婦・・と言うことでしょうか。



本日の予定
電車に乗って唐津へ

ちょっと遊びに行くには程よい近さの観光地
今は単線のローカル電車で一時間半


秋の博多便り 3_e0120794_20323681.jpg


虹ノ松原をすぎて唐津のお城
観光客がどんどんバスで行過ぎるのを
駅から歩いて

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唐津くんちのだしをみて
武家屋敷の跡からお城~商店街

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お祭り好きの私たち
二番目の子が生まれて二ヶ月にもならないうちに
寒風の中、子供を抱っこしておくんちの曳山を追いかけていた。


娘はやっぱりタイが好き
どれも江戸時代に和紙を漆で固めて作ったもの
普段は展示場にいますが
11月のはじめのお祭りではこれが実際に走ります。

すごいよ~

商店街はもう姿かたちが昔の姿をとどめることもなくなり
花売りのおばあちゃんたちが楽しそうに
店の前で売っていたのが印象的

秋の博多便り 3_e0120794_20503592.jpg


唐津焼はほとんど見ないのと一緒
時間もエネルギーも無かったですね。

唐津が気に入って家も建てて焼き物をやっている友人が送ってくれた
案内が無駄になってしまった。

彼女がいるときにまた・・と思うのです。



3時にまた博多駅のパチンコ屋の前
主人は明日、鳥取で仕事があるのてココでお別れ・・
博多の友人が迎えに来てくれる!!


正直言って、主人と一緒だと好きなところへはいけない。
前の日に歩いたときにもガマンガマン!
「ココに行きたい」とはなかなかいえないのです。
言ったら

「カフェとギャラリーしか興味が無いのか」

実はそうなんですが
観光地だけ行く主人とはちょっと好みが違うのですよね。
一応ノルマは果たしたから
「お父さん、ありがとうね。付き合ってくれて!」
とニコニコしてココで別れたのであります。

さあこれからがne*co・world
ワクワク・・

真木テキスタイルやクロマーのブログから調べていた石釜の「梅屋」

秋の博多便り 3_e0120794_20571713.jpg


早良区の山の中
有名なお豆腐やサンのそば

ナチュラル系の雑誌や
おしゃれなクラフトがたっぷり並び

塀の外には地元の野菜も箱の中
おいしそうな葉物やゆずがきれいです。


博多の友人はいつもはテニスと絵が趣味の人
本日、大きなイベントがありホテルが取れなかったので
彼女に泣きつき泊めていただくことになっていた。

折角ならば面白そうなところ・・をと彼女もいろいろ探してくれて
駅の近くの骨董や(?)に連れて行ってくれたのですが・・

けや木通りのお店。
建築家のオーナーが好きで集めたモノたちを公開したと思われる
できたばかりのギャラリー
これがこれが・・すばらしい!!
今回のハイライトのワンツーになったのでした。


いり口のディスプレーが半端ではなくて
中もすごくて、小林秀夫の茶色に焼けた本からアフリカのイスまで
ひとつとして手を抜いた感じがない。
オーナーのセンスが抜群で、モノたちはみんな暖かくてたっぷりしている。
壁一面の組み合わせた棚も削ることなく
暖かい木肌をそのままに
売るつもりが本当にあるのだろうかと思われるものたち


実はこの日、この時間、ひとつ展覧会をしていたのですが
その集まりで仲間内が集まってパーティー開催中
事情があって、内容はここには書くことはできないのですが
彼らと話をして、ますます彼らが好きになって・・・

そんな事情から、写真も撮る事は言い出すことができなくて
残念というより、出会えた喜びのほうが大きくて・・うれしくてしょうがない。

友人も大好きなカレーやさんのオーナーと同じと知り納得!
インテリアや感触がどうも似ていると思ったということでした。


そこにあったマッチのラベルが話の発端でまた別の展開
それは吉祥寺の井の頭公園の中の「もか」のマッチ
そのマッチは初期の手刷りのような暖かいもの

家に帰って探したが、そのお店のと同じものは無くなって
新しいものしかなかったのだけど・・・

吉祥寺のカフェ
当時はちょっと若い「ボガ」に入り浸っていたのですが
「もか」は少々大人の珈琲やさんでたまにしかいけない憧れのところ


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彼らの仲間
すぐそばのコーヒー屋さん「美美」
焙煎機からコーヒーカップまであの「もか」からこの地に来ていた。
モカで修行した店主が持ってきた。

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今回は時間が無くてコーヒーはいただけなかったのですが
きっと味は井の頭の「もか」と同じだったのでしょうね。

あともうひとつ
パーティーにいらしていた、美美の隣の「ギャラリー風向」

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これからこのアタリが博多の文化の発信地のひとつとなることを確信

本当に感動的な出会いでした。




それから彼女のお家に行って
ご主人や息子さんと一緒にいったおすし屋さん


あまり格調高いお寿司やサンのため
カメラを出すことも躊躇され
とうとう一枚も報告できませんが

それはそれはおいしい博多の最上級のお魚をいただき

あ~しあわせ~~

この味をお伝えできないのがとっても残念でありました。

ステキなご主人と
かっこよい息子さんと

楽しい夜は深夜まで


お父さん、ごめんなさい!
うふふ・・・
by ne_co201 | 2009-11-25 22:24 | お出かけ | Comments(2)
Commented by ぶーちゃん at 2009-11-26 08:19 x
「博多のたび」とても楽しく、興味深く拝見しました。ここ柳井から近いのでそのうちゆっくり旅をしたいと思っている所です。
ご主人様と分かれてからの先生の心の変化と行動が
とっても面白かったです(失礼)
でも、私も同じです。すっごく理解できます(笑)
Commented by ne_co201 at 2009-11-26 20:42
おひさしぶり!相変わらずご活躍でびっくりデス!
柳井も伝建地域で、そのうち訪ねたいと思っています。
博多にいるとき、山口も遊びに行きました。
中国地方も奥が深くてなかなか面白いですね。
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