ちょっと・・・つけたし
by ne_co201
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あたたかい石の羊窯

いつもドタキャンありの
それぞれ事情がある
お年頃の私たち

だから行こうと思ってもなかなか一緒に遠出はできない
何度も延期の日程でやっと実行

昨日はお天気もまずまず
とにかく出かけられる幸せ


あたたかい石の羊窯_e0120794_12595673.jpg



ピクニック気分で車の中はワイワイ、
どこを走ったって、何を見たってうれしい
ちょっと走るとこんな風景に会えるところに住んでいて
それもラッキーかな?と思える年齢にもなった。


あたたかい石の羊窯_e0120794_1313635.jpg



ピークが過ぎた紅葉の中
葉がかすかにのこる街路樹もきれいだし、
なんといっても綿毛になったゆれるススキが

きれ~い!!

こんな人たちばかりだから
多少道を間違えたって、時間をオーバーしたって
それはそれ


目的は笠間の羊窯

でもその前にあれっ?
脇には風土記(通信のNO、6)があるよ

ちょっと寄ったら偶然オーナー一家がいらした。
二階にできた小部屋を見せてもらい


あたたかい石の羊窯_e0120794_1322467.jpg



お庭の渋い紅葉を見て
立派な銀杏の実を拾わせていただき



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あたたかい石の羊窯_e0120794_1341117.jpg


秋の終わりを楽しんで
これだけでももう満足
今回のツアーは終わったようなもの??


いやいや
教えていただいたお蕎麦屋さんも
なかなか良くて

おいしいし、安いよね?
なんておなかも心も大満足でやっと羊窯


あたたかい石の羊窯_e0120794_135812.jpg




あ”~~!!

こんな暮らしがあったのですね。
どこを撮っても絵になるお宅
お二人のハートが作品や葉っぱの影にもうつりこんでいる。


椅子やテーブルやオブジェが庭のあちこちにある
いたるところに震災の跡が残っていて

一番は登り窯がひどくて、今は新しい窯を作っている。
家は修復中で、大きな石などの間から外の光が差し込んで
以前の姿を知らない私たちには、わざとそうしてあるのかと思うほどだけど
大変な労力が必要なことだろう。
「壊れちゃってね。」と淡々とお話する小林さん

それでもご夫婦は元気で、ステキで前向きに今までの生活をつないでいる。

あたたかい石の羊窯_e0120794_141355.jpg


おもてなしの心いっぱいの
奥様手作りのスイートポテトとフルーツの盛り合わせ
鉄瓶で沸かしたおいしいお茶をいただいて


あたたかい石の羊窯_e0120794_13115275.jpg


お気に入りの器を選んで

一日の終わり


小林さんの作品はテーブルから椅子からとにかく大きい
日常使いのものも手で持つと

とにかく  ”器が大きい” と感じる
たっぷりあたたかくて、包み込んでくれる。

生活とはつくること


生活とは人まねでなく
それまで積み重ねてきた
それぞれりの歴史なんだと思った。


感じる心が一緒だとモノと生活が輝いてくる・・
だから自分で作ることが一番だけど
誰かの作品をほしいと思うのは
一緒に楽しみたいと感じるんだと思う。


日々、心を育ててゆかないと
感じる心も一緒に楽しむ生活もできないのかもしれない。


風土記の芳山さんも羊窯の小林さんも
作ることを日常とし
それで生活をしている。

暮らし方は生き方そのもの


かっこいいな!!





羊窯、小林東洋さんと奥様については後程ゆっくりお知らせします。
今回はただのミーハーレポートで失礼しました。
by ne_co201 | 2011-11-30 13:49 | 花水木通信 | Comments(2)
Commented by sinema at 2011-12-01 18:26 x
うー!ステキな写真 さすが!笠間へのドライブnecoサンありがとう・アリガトウネ。大好きな仲間との至福の一日となりました。元気で行けてラッキー。言葉で言えない幸せって あるんだね。なにもかもが心にしみました。感謝です。・・・・・
Commented by ne_co201 at 2011-12-01 20:19
小林さんご夫婦も素敵だけど、みんなもそれぞれ本当にステキ・・自分の生活を作って楽しんでいるんだもの。
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