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あたたかい石の羊窯
いつもドタキャンありの
それぞれ事情がある お年頃の私たち だから行こうと思ってもなかなか一緒に遠出はできない 何度も延期の日程でやっと実行 昨日はお天気もまずまず とにかく出かけられる幸せ ピクニック気分で車の中はワイワイ、 どこを走ったって、何を見たってうれしい ちょっと走るとこんな風景に会えるところに住んでいて それもラッキーかな?と思える年齢にもなった。 ピークが過ぎた紅葉の中 葉がかすかにのこる街路樹もきれいだし、 なんといっても綿毛になったゆれるススキが きれ~い!! こんな人たちばかりだから 多少道を間違えたって、時間をオーバーしたって それはそれ 目的は笠間の羊窯 でもその前にあれっ? 脇には風土記(通信のNO、6)があるよ ちょっと寄ったら偶然オーナー一家がいらした。 二階にできた小部屋を見せてもらい お庭の渋い紅葉を見て 立派な銀杏の実を拾わせていただき 秋の終わりを楽しんで これだけでももう満足 今回のツアーは終わったようなもの?? いやいや 教えていただいたお蕎麦屋さんも なかなか良くて おいしいし、安いよね? なんておなかも心も大満足でやっと羊窯 あ”~~!! こんな暮らしがあったのですね。 どこを撮っても絵になるお宅 お二人のハートが作品や葉っぱの影にもうつりこんでいる。 椅子やテーブルやオブジェが庭のあちこちにある いたるところに震災の跡が残っていて 一番は登り窯がひどくて、今は新しい窯を作っている。 家は修復中で、大きな石などの間から外の光が差し込んで 以前の姿を知らない私たちには、わざとそうしてあるのかと思うほどだけど 大変な労力が必要なことだろう。 「壊れちゃってね。」と淡々とお話する小林さん それでもご夫婦は元気で、ステキで前向きに今までの生活をつないでいる。 おもてなしの心いっぱいの 奥様手作りのスイートポテトとフルーツの盛り合わせ 鉄瓶で沸かしたおいしいお茶をいただいて お気に入りの器を選んで 一日の終わり 小林さんの作品はテーブルから椅子からとにかく大きい 日常使いのものも手で持つと とにかく ”器が大きい” と感じる たっぷりあたたかくて、包み込んでくれる。 生活とはつくること 生活とは人まねでなく それまで積み重ねてきた それぞれりの歴史なんだと思った。 感じる心が一緒だとモノと生活が輝いてくる・・ だから自分で作ることが一番だけど 誰かの作品をほしいと思うのは 一緒に楽しみたいと感じるんだと思う。 日々、心を育ててゆかないと 感じる心も一緒に楽しむ生活もできないのかもしれない。 風土記の芳山さんも羊窯の小林さんも 作ることを日常とし それで生活をしている。 暮らし方は生き方そのもの かっこいいな!! 羊窯、小林東洋さんと奥様については後程ゆっくりお知らせします。 今回はただのミーハーレポートで失礼しました。
by ne_co201
| 2011-11-30 13:49
| 花水木通信
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Comments(2)
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