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花水木通信 番外編 2
トップの絵は鳥取の中国山地の山の中
智頭(ちず)町の雪 これは大正期の消防? この町がなかなかよいのです。 街道沿いには 古い家が沢山残っていて 大正の終わりから昭和にかけて 15年もかけて作ったという石谷家はじめ 夏子の酒のモデルになった酒屋さんなどがある。 石谷家の土間。何もかもびっくりのお家 そこから車でちょっと山にはいると 日本の山村の原風景が残っている 板井原という村 私が最初にそこに行ったときは まだ道の整備も完全でなく 水が滴る土堀のトンネルを抜けて・・ 子供の頃信州の山の中で見た生活が残っていて懐かしかった。 今は観光で売り出そうとがんばり始めたから 下手をすると昔ワールドのテーマパークみたいになりそう・・・ 生活する人のことや観光、かねあいが難しいんだろうけど なんとかよい形で残って欲しいと思う。 若桜もそうなんだけど 古いところを大事に使い 生活のにおいがしっかり染みついているところが好き 意識しなければまもれないモノ、 経済的にも大変な負担となる・・・ そとから言うのは簡単なんだけど 鳥取に来ても みんな砂丘だけで島根に行ってしまう。 このへんにはなかなか行かないけど 前に案内した古山先生は石谷家が気に入って そのあと鳥取の[万年筆博士]に特別に頼んで ここで万年筆サミットをした。 目的があれば たった一カ所でも行ってみる価値があるのかも知れない。 もし中国地方に行くことがあれば姫路から電車を乗り継いで 智頭急行沿い 用瀬(もちがせ)の流し雛会館などもなかなか興味深い もちろん鳥取から電車で行ってもよいのです。 そうそう、板井原でカフェをやっていた 「野土花」の澤田さんは結婚して 板井原で自然派生活を地でやっている。 やさしい絵を描くイラストレーターです。 海も山も「とりのこされた日本」鳥取はきれいです。 ヘンに開発されなくて本当によかったと思います。 残すことは諦めて記録を残す・・ その作業をしなければあったことさえ忘れられる。 古山先生には「あなたがやったら?」なんていわれたけど それをやる実力もエネルギーもない。 かろうじて残っているモノをまもっている人たちに期待! かなりずるいかも知れないが今のところはしょうがない。 鳥取はやはり遠い。 知ってくれる人を増やすだけでもよいかも知れない。 他にも紹介したいところはいろいろ また
by ne_co201
| 2008-01-12 21:27
| 鳥取
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