LINK
カテゴリ
全体花水木通信 個展・グループ展 galleryair 展覧会・展示会 おてがみ 絵のこと・つくること ne*co日記 犬のこと猫のこと モロッコ旅行 お出かけ 信州 鳥取 異国から 仕事の話 アメリカにいたころ ボロ/布 すてきなひと 好きな作家 本 コンサート 映画 言いたいこと ひとりごと ボランティア・チャリティー すてられないもの・むかしばなし 私のこと/家族の話 季節の話 生活 食べもの プロフィール 熊澤明彦・淳子先生 捨てなければいけないもの 以前の記事
2024年 03月2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 more... 画像一覧
|
青木繁
日本橋の歯医者
せっかくだからブリヂストン美術館へ 久しぶりの「海の幸」やたねさんの顔に会った。 没後100年の企画展 28歳で亡くなった彼の少ない作品は 企画をやるとほとんど見ることができる。 青木が経済的にも頼ったことから集まっていた梅野コレクションを 石橋財団の美術収集の初めに譲り受けたからその多くがここに残る。 若かりし頃、青木繁の絵が好きだった。 手元に昭和47年の限定1500冊の画集の一冊がある。 それこそお金がなく生活に窮していたころ 25000円の美術書をどうして買うことができたのか? 賄いつきの下宿が15000円のころ それほどまでに青木が好きだったのか? う~ん、そうだろうかね? 相当にかっこつけていただけのような気もする。 今回39年ぶりの大回顧展 青木の絵を求める気持ちが狂おしく伝わってくる。 本当に何度も会った絵たち 今回はちょっと覚めた目で見る自分がいる。 学生時代、 九州に転勤時代に久留米で そしてブリヂストン、東博で 何度もあったはずなのに いつも印象が違う。 絵を見るということは 自分の中の時間の流れとともに その時その時違うということなのかもしれない。 好きな絵も違う 彼の愛憎や想像力の結集の完成された大作よりは 遊び半分で描いた戯画やスケッチ 鼻先がつんとしたのは見たものをそのまま描いているスケッチ もしはないけど あと十年長生きしたら どんな絵が生まれていたのか? 本当に描きたかったのは いったいなんだったのだろうか? いや、28でやはり完結していたのだろう これだけの作品を残したのだから
by ne_co201
| 2011-07-30 00:44
| 展覧会・展示会
|
Comments(2)
Commented
by
sinema
at 2011-08-02 06:16
x
青木繁・私も大好きな画家です。今 ブリジストンで回顧展ですか、こんど行ってみます。・スケッチする男・の絵葉書が銀座から戻ったらと届いてて 嬉しかったです。ありがとう!彼のあたたかいタッチの線が魅力的でした。若い頃 手に入れたという美術書 ワーオお宝ですね。時間をくぐってまた観る絵とのご対面 自分の人生も重ねて観れるから じつに面白いですね。絵のもつ力にステキな ため息です。あー目があってしあわせ。展覧会のこと教えてくれてありがとう。
0
Commented
by
ne_co201 at 2011-08-02 18:25
目があってしあわせ!なんて素敵!
そうだよね。見えるうちにたのしまなくちゃあ!
|